ひでくんのっ!

好きを発信応援したい!臨床工学技士のひでくんが好き勝手やるブログです

臨床工学技士が医療安全について語ってみる

こんにちは!

好きを発信応援する臨床工学技士のひでくんです!

 

ちょっと前に本業について語ってみると反響が大きかったので…

 

hideaki250311.hatenablog.com

 

もうちょっと掘り下げてみようって企画です、はい

 

臨床工学技士といってもピンキリで

 

①クリニックなどで腎不全患者に透析を行う臨床工学技士

②手術室で手術機器の準備や操作を行う臨床工学技士

③病棟で医療機器の保守管理を行う臨床工学技士

④中央材料室で手術器械のメンテナンスを行う臨床工学技士

 

などなど業務は多岐にわたります

 

大体全国で2万人ほど臨床工学技士はいますが… 

          種類別にみた施設数及び病床数
               各月末現在
  施設数   増減数    病床数    増減数
  平成29年1月 平成28年12月   平成29年1月 平成28年12月
総数      178 816      178 946       △  130  総数    1 662 159    1 662 567       △   408 
 病院        8 439        8 440       △    1   病院    1 559 948    1 560 048       △   100 
  精神科病院        1 061        1 061  -    精神病床      333 756      333 917       △   161 
  一般病院        7 378        7 379       △    1    感染症病床        1 848        1 844               4 
  療養病床を有する病院(再掲)        3 815        3 821       △    6    結核病床        5 319        5 345       △    26 
  地域医療支援病院(再掲)          539          538              1    療養病床      327 437      327 881       △   444 
          一般病床      891 588      891 061             527 
               
 一般診療所      101 505      101 571       △   66   一般診療所      102 145      102 450       △   305 
  有床        7 523        7 550       △   27         
   療養病床を有する    一般診療所(再掲)          957          966       △    9    療養病床(再掲)        9 648        9 763       △   115 
  無床       93 982       94 021       △   39         
 歯科診療所       68 872       68 935       △   63   歯科診療所           66           69          △     3

 

医療施設の総数16万施設に対して約2万人…

 

まだまだ人数が足りません

 

医療機器のスペシャリストとして全国に配置されていますが、

総合病院や透析クリニックで勤務している人員がほとんどだそうです

 

全国にはまだまだ臨床工学技士がいない病院やクリニックがあるってことです

もちろんそういった施設でも医療機器はバリバリ動いてます

僕はこれって問題だと思ってるんです

 

専門職種があるにもかかわらず未だに医療機器の管理を医師や看護師さんが片手間

でやってるんですよ?

 

例えば…

車の車検は自動車整備士さん自動車検査員さん、

ボイラーの点検はボイラー技士さん

でなければできません

 

なぜなら重大な責任が生じる大事な仕事です

車でもボイラーでも人命に関わります

 

 

そのため資格を作り、質を担保してるんですね!

 

ところがですよ…

 

医療機器の場合はそうなってないんです

 

医療機器の点検については薬事法で定められています

各施設が責任もって自施設が保有する医療機器を点検整備することを求められています

 

ですが…

この法律って強制力が弱いんですよ

 

罰則がない

行政が整備不良の機器の使用を差し止めるなどの対抗措置がない

 

いくら医療機器メーカーが点検してくださいって案内出せども…

見ない聞こえない振りで済んでしまうんです

もちろん行政から指導を受ける場合もありますが焼け石に水の状況です

 

全ての医療機関がそうだと言ってるわけではないですよ

僕ら臨床工学技士が頑張って点検を実施している施設も多くあります

 

ただ悔しいことに頭数が足りていないです

そして臨床工学技士が生まれる前は点検業務は既存の職種が行っていたため、

臨床工学技士でなくても医療機器の点検は行えることになっています

 

 

こうした側面からまだまだ医療機器の保守管理について

我が国は改善すべき点が見受けられるということです

 

僕は

・点検業務は免許を持つ専門家が責任を持って行うべき

・臨床工学技士の育成に全力を注いでとにかく数を増やす

・医療機器の整備不良は悪!罰則を!

・メーカーと行政も積極的に介入指導を行うべき

って考えてます

 

亀田 隆明 氏|医療従事者の視点から|先進医療をめぐる声|米国医療機器・IVD工業会(AMDD)

AMDD:医療機器保守点検に関するコンプライアンス提言書 2011

https://amdd.jp/pdf/activities/recommen/report101116.pdf

 

みなさんはどう思いますか?

先進医療を支える医療機器

医療機器が安全に運用されてこそ患者さんが安心して治療に望める環境が生まれる

そう思っています

 

治療を受ける病院がどういった医療機器を安全管理をしているのか?

そういった視点も一度考えて見られてはどうでしょうか?

 

以上

好きを発信応援したい臨床工学技士のひでくんでした

最後までお付き合いありがとうございます

またきてね~

2018.9.10

ひでくん